教育原論第2設題

閲覧数1,565
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    ジョン・ロックにおける子供の教育論、
    特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
    ジョン・ロックは、17世紀から18世紀に活躍したイギリスの哲学者・思想家である。ロックは、哲学・思想のみならず、教育学においても
    代表される人物であった。ロックは母親を早くに亡くし、女性からの感化を
    ほとんど受けていない。父親は幼児期は厳格であったが、成長するに従って穏やかな態度に変化していき、ロックに多くの自由を与え、まるで友人の様に遇するようになった。父親は教育に対して極めて熱心で、深い注意と関心を払う人であった。このような父親の態度が、ロックの教育思想に深い影響を与えたのである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジョン・ロックにおける子供の教育論、
    特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
    ジョン・ロックは、17世紀から18世紀に活躍したイギリスの哲学者・思想家である。ロックは、哲学・思想のみならず、教育学においても
    代表される人物であった。ロックは母親を早くに亡くし、女性からの感化を
    ほとんど受けていない。父親は幼児期は厳格であったが、成長するに従って穏やかな態度に変化していき、ロックに多くの自由を与え、まるで友人の様に遇するようになった。父親は教育に対して極めて熱心で、深い注意と関心を払う人であった。このような父親の態度が、ロックの教育思想に深い影響を与えたのである。
    ロックは、14歳でウエストミンスター・スクールに入学し、20歳でオックスフォード大学に進んでいる。同大学で、当初は神学を学び、のちにギリシャ哲学をはじめ、デカルトの哲学も習得するようになり、医学や自然科学についても研究を行っていった。ロックが提唱した教育とは「紳士教育」である。
    ロックが求めた「紳士」とはどのようなものだろうか。
    それは「健全な身体と道徳・知識を持っている者」である。ロックは、この者こそが本来の紳士であり、それを...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。