犬の椎間板ヘルニアの一例

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    犬の椎間板ヘルニアの一例
    〔はじめに〕
    椎間板突出・逸脱症とは、閉鎖的環境にある脊柱管内に変性椎間板組織が突出あるいは逸脱することにより脊髄損傷、そしてそれと同時に脊柱管内占拠性病変とて脊髄圧迫を生じる結果、脊髄白質の感覚系あるいは運動系脊髄路の神経線維、灰白質領域の神経細胞体、または脊髄より分岐する末梢神経の機能障害を生じた状態である。
    小動物臨床の現場において、犬の神経疾患の中でも本症の発症頻度は高く、犬にみられる代表的な脊髄疾患ともいえる。
    本疾患は、Hansenの分類にあるように、Ⅰ型では軟骨異栄養性の犬種に多く見られる四肢あるいは両後肢の麻痺を呈する重症なものと、Ⅱ型での非軟骨異栄養性の犬種にみられる背部の疼痛はあるが歩行のできるものなどがしられているが、どの犬種にもⅠ型は発生する。
    ハンセン1型                  ハンセン2型
    犬で最も多いのは頚椎と胸腰椎椎間板ヘルニア(84~86%)で、幅広い症状を示す。頚部の脊髄の周りには隙間があって椎間板が突出してきてもそれほど脊髄は圧迫されないので、ほとんど症状を示さないか、示したとしても中等度の障害で済む。それに比..

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