平均的な中高生が持つ可能性のある精神障害について

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    平均的な中高生が持つ可能性のある精神障害についてさまざま考えられるが、まずうつ病が挙げられる。うつ病は気分の落ちこみや意欲の減退、継続的疲労、空虚感、将来への悲観や思考力の低下などの症状が周期的に現れるのが特徴である。身体的な症状は寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めるといった睡眠障害や、体重の減少、食欲不振や吐き気、めまいといったものが多い。うつ病は何らかのきっかけから気分が塞ぎこみ、生きるエネルギーが乏しくなり、心身に変調をきたす病気である。受験によるストレスや人間関係のこじれ、いじめなどといったことがきっかけとなる場合もある。うつ病はその症状の軽重にもよるが、治癒までに半年から数年の時間がかかる。そのため生徒の心の変調のサインを早期に発見し、適切な対応に努めていく必要がある。

     不安神経症とはある不安感に過敏に反応してしまい、その感情をうまくコントロールできない状態が繰り返されるといった症状である。焦りや苛立ち、極度の不安感、動悸や緊張などの症状が見られる。たとえば電車やタクシーといった密閉された空間の中で、「倒れたらどうしよう」と不安を覚え、乗物に恐怖感を覚えたり、...

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