プラトンの「洞窟の比喩」より、教育を考える

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    プラトンの『国家』より、「洞窟の比喩」から教育の基本的理念を考察した。比較的に簡略的にまとめたものであるので、レポートの参考程度にしてもらえると良い。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ―プラトンの「洞窟の比喩」より、教育を考える―
    ・プラトン的教育法
    「教育とは、まさにその器官(真理を学び知るところの器官)を転向させることがどうすればいちばんやさしく、いちばん効果的に達成されるかを考える、向け変えの技術にほかならないということになるだろう。それは、その器官のなかに視力を外から植えつける技術ではなくて、視力ははじめからもっているけれども、ただその向きが正しくなくて、見なければならぬ方向を見ていないから、その点を直すように工夫する技術なのだ 」
     この有名な国家の第7巻の「洞窟の比喩」では、プラトンは今日にも通じるような教育の基礎のテーゼを上のように述べるところから本旨が始まる。しかし、この考え方の持つ妥当性は一見したところ教育者のみに向けられているかのようではあるのだが、実はそうではない。後に判明することであるが、教育を受ける側にもかなり厳しい被教育の素養が必要であり、「真理を学び知るところの器官」が薄弱であってはならないということであろう。結局のところ教育という場は、教育者と被教育者の両方の側から真理への無限の探究が行われなくてはならない。それは、日本の教育における..

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