『落窪物語』における女君の年齢記述

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    『落窪物語』において女君の年齢が具体的数字で記述されるのは一箇所のみである。
    【資料一】左の大殿、待ち受けたまひて、対面したまひて、あるべきことども申した
    まへど、なかなか、はじめよりも、はしたなく恥づかしうおぼえて、御いらへも、
    をさをさ聞えたまへず。この北の方の三つが妹にて、二十五になむおはしける。面
    白の駒は、十四にて婿取りて、十五にて子生みたまへりける。この北の方は二十八
    になむおはしける。(巻四 二六八頁)(註一)
     資料一は、四の君に帥の中納言との結婚を持ちかけた結果を道頼邸に少将が報告に来て、気が進まないという四の君に同情する女君を描き、道頼は本人の意向はともかく、急いで縁談を進めようとし、準備をさせるという場面の後に記述される。
     唯一の具体的年齢が、巻四の四の君の再婚に際して記述されるのであろうか。資料一にあるように、まず、四の君の年齢が記述される。これは、「この北の方の三つが妹にて」とあるように女君と四の君との比較と見える。
     また、ここで四の君は「面白の駒は、十四にて婿取りて、十五にて子生」んでいると描かれ、これは現在の年齢である二五歳から十一年間遡った時点の記述..

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