福祉国家の意義と3類型および危機に陥った要因

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    1.「福祉国家」の意義
    「福祉国家」とは、社会保障政策や完全雇用政策などを通じて国民の福祉を積極的に増
    進しようとする国家のことであり、第二次世界大戦中においてはナチスの「戦争国家」と、
    戦後は「社会主義国家」と対比されるもので、現代の先進資本主義国の国家のあり方を表
    す言葉として使われる。
    2.G.エスピン - アンデルセンによる福祉国家の3類型
    G.エスピン - アンデルセンによる福祉国家の分類は、福祉国家の代表的な分類法であ
    り、福祉国家を制度的編成の違いによって、自由主義型、社会民主主義型、保守主義型の
    三つの類型に整理したものである。
    自由主義型では、国家は民間営利保険といった市場を経由して私的福祉システムを奨励
    する。一方で、公的福祉は貧困者を専ら対象とし、給付水準は低く、給付資格は資力調査
    を伴うなど厳格である。少ない社会保障支出と、給付を受ける者と受けない者に軋轢が発
    生しやすい点も特徴のひとつである。労働運動が盛んでなく、福祉国家推進の主力となっ
    ていない国で見られるタイプである。自由主義型の代表的な国は、アメリカ、カナダ、オ
    ーストラリアなどがあげられ..

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