教育原論 Z1102

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       「ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。」
       Ⅰ はじめに
    ペスタロッチーは、人間の能力を心情と精神と身体とに分け、それぞれに応ずる教育作用を道徳的陶冶、知的陶冶、身体的陶冶と名づけた。ペスタロッチーの教育の原理は、「有機的・発生的教育方法」と「直観の原理」の二つから構成される。
    Ⅱ 有機的・発生的教育方法
     ペスタロッチーは、ルソーと同様、子どもには将来発展する素質が備わっており、それが子どもの内から発展するように助成することが教育と考えていた。この教育観を「有機的・発生的」とよんでいる。子どもの内的素質を重視するという点で「有機的」であり、また自発的な成長を促している点で「発生的」である。
    ペスタロッチー以前の古い教育観(子どもは生まれながらには未だ動物的であり、この動物的衝動を根絶することが教育)に反対し、子どもの本性は白紙ではなく、将来成長する能力を内的に有していると述べ、この能力を自然に即した形で伸ばしていくことが重要であるとしている。  ペスタロッチーは人類の進化に関しても、①自然的状態、②社会的状態、③道徳的状態、に進化するという定義を示して..

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