アジア通貨危機はなぜ起きたのか

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    Ⅰ.アジア通貨危機はなぜ起きたのか
    タイで発生した通貨危機は、周辺の東南アジア各国に波及し、通貨・金融市場の混乱に巻き込まれるに至った。このアジア全体を覆った通貨危機は1つの事象としてくくられることが多いが、その発生の背景、要因については必ずしも同一でない面もある。また、今回の通貨危機を契機に、国際統合過程における金融開放手順の見直しなどの金融問題、金融セクターの脆弱性、産業構造の転換の遅れ、コーポレート・ガバナンス、国際基準を満たさない所有・経営・会計・取引などのあり方等の構造問題が表面化し、各国通貨がなかなか安定しない大きな要因であるとの議論もなされている。アジアが通貨危機に陥った発生要因には諸説が多々あるが、私は、次の3点が、共通の要因であると考えている。
     第一に、アジア諸国は、ドル・ペッグ(ドルに対する固定為替制度)を採用していたのだが、円・ドルレートの変動により、実質実効ベースの為替レートが大きく変動して1994年の輸出急増、1996年の輸出急減という変動を招いたこと。
    通貨・金融市場の混乱に見舞われたアジア、特に東南アジアの多くの国では、程度に差はあれ、実質ドル・リンク..

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