国語科概論

閲覧数2,168
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『「ことばの学び手としての児童におしえること」について、具体的な例を示して論じなさい。』
    第一節 ことばと国語科教育
     ことばには、伝達の機能、認識の機能、文化的な機能があり、これらの機能を統合化し、自ら発揮できる力の育成を教育的に行うことが、国語教育に期待されていることである。ことばは、日常の家庭生活の中で習得することも多い。しかし、「ことばの学び手としての児童」のことばの習得は、やはり学校生活における指導に大きな期待があり、とりわけ、それについての国語科の責務は大きい。学校生活において、国語科以外の諸教科の学習指導や、学級活動、全校集会、総合的な学習の時間などの場においても、ことばの習得の機会は多いが、これらの国語科以外の場での国語教育的な指導は、ことばの機能を生かした国語力の学習、指導をするという目的意識をもって行われているわけではない。また、系統的、段階的、計画的ではない。だからこそ、国語科教育はその目標を明確にし、ことばの育成について、可能な限り発達性をふまえて計画的、方法的にことばの力を育成していかなければならない。国語科教育では、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。