心理学

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    社会福祉心理学

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     スイスの天才的心理学者ピアジェの研究により知能とはどんなものであるか、どんなふうに発達するものであるか、彼は自分の三人のこどもを被験者として生まれたときからさまざまな実験的観察を行い、それをもとにして一つの知能発達の理論を作り上げた。すなわち、こどもはこどもなりに、その世界をどのように認識し、考えているかをあきらかにしたのである。これは今世紀にあける心理学のもっとも大きな収穫の一つとみなされるものであり、この大要は①感覚運動的知能期②前操作期③具体的操作期④形式的操作期の四つの質的に異なる段階があることを実証している。①感覚運動的知能の段階(0~2歳頃)ピアジェの説によれば、発達の第一段階は生後およそ2年間のことをいう。この時期では、こどもは、さまざまな感覚器官によってあたえられる情報を統合し、感覚によって得られる情報と運動反応を協応させることを学習する。また、この時期で、自分が知覚していようが、いまいが、実際にある対象は存在していることを知るようになってくる。しかし、対象が、いわば客観的な存在であることを知るようになるには、生後1年近くかかる。たとえば、生まれたての乳児は、泣く、握...

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