「時間」論―古代西欧哲学における時間の捉え方

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    「時間」とは何か
    1.はじめに
    「時間」とは、何だろうか。時間そのものは、あるといえるのだろうか。
    本レポートでは、身近に存在しているが、考えて見ると捉えることが難しい時間という存在について、パルメニデスを中心にゼノン、アリストテレスの学説を交えつつ、考えていきたいと思う。
    2.パルメニデスと非時間性
     西洋古代において、最初に哲学を行ったのはタレスからだとされている。タレスやアナクシマンドロス、アナクシメデスといったミレトス派の哲学者たちは、それ以前の神話的世界観に対し、「万物の根源(アルケー)」という物理的原理を自然の中に探求することによって、感覚的な日常世界の解明を試みた。このように感覚によって経験的に世界を捉えた先人の哲学者に対し、理性によって論理的に世界を捉えるべきだとして、「存在」という抽象的概念を考察したのが、エレア派のパルメニデスである。
    パルメニデスは、「あるものはある。あらぬものはあらぬ」という命題を立て、抽象的概念である「存在」を考察した。ここから彼は、あるものが消えることもあらぬものが現れることも起こりえないとし、存在するものにおける消滅や生成、変化、運動、多様..

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