徒然草から見る無常観

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    1.はじめに
    「無常」とは、中世が発見した雅で儚い美の形である。それは、この世におけるすべてのものは消滅し、少しも同じ状態でとどまらず常に絵変移している、ということを指す言葉である。言ってみれば、この世に絶対的なものなど存在しない、つまり、あらゆるものが相対的になってしまった状態を意味している。絶対的な存在の欠如、それは、一種の虚無であると言える。
     こういった独自の「無常観」から世の中を静観し、その本質的なものを見極め、無常ゆえの美しさを随筆という形で表現したのが、吉田兼好の『徒然草』である。兼好独自の「無常観」が、この作品全体の根底を流れている。本レポートでは、徒然草の中に見られる兼好独自..

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