歴史の中の中国神話

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    1.はじめに
     中国は非常に古く長い歴史を持った国、文化圏である。現在、中華人民共和国には人口の約8割を占める漢族と、残りの2割である55の少数民族が存在する。人口の多数を占めている漢族は4000年以上前から文字を有しており、漢族に伝わる神話を文書として記録化することが出来た。一方、他の多くの少数民族は独自の文字を持っておらず、そのためこうした民族に伝わる神話は記録されてこなかった。このため、古くから記録として残っている漢族の神話が中国唯一の神話であると錯覚されてしまうことも多い。
    このレポートでは、多民族国家である中国の神話・伝説から、その成立の背景や民族性について考察していきたいと思う。
    2.諸地域における神話の体系
     中国の神話について考察する前に、諸地域における神話の体系について述べたい。
    神話はいうまでもなく、特定の民族や文化が成立する過程において生まれ、その発展の段階に応じて展開していく。そして、何らかの統一的意思(たいていは、その時代の支配者)によって体系付けられていくものである。つまり、神話とは特定の民族・文化と行動を共にするものであり、また、一つの統一の表れであるとも..

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