障害と福祉――真の合理的配慮とは

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数2
閲覧数893
ダウンロード数4
履歴確認

    ファイル内検索

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.障害の概念――個人モデルと社会モデル
    「障害」とは何だろうか。1980年の国際障害者年行動計画では、障害には医学的事実としての異変である機能障害(Impairment)、それによって引き起こされる機能的支障である能力障害(Disability)、これらの結果もたらされる社会的・文化的な不利益である社会的不利(Handicap)という三つの分類があり、それらの間には区別があるという事実について認識を促進すべき、と障害を構造的に把握している。
     この考え方は、1980年WHOにより「国際障害分類(ICIDH)」として提案された。この分類は、「障害」を個人の病理学的な面においてのみとらえようとしていた従来の考えに社会的な障壁によっても障害が生じるという考えを与え、新しい障害観の第一歩を築いた。しかし一方で、「機能障害→能力障害→社会的不利」の順に段階的に障害が発生するとし、依然として、社会的不利の原因として個人の身体的要素が重視されていた。このように、社会的不利も含めて障害の原因は身体的要素にあるとし、解決には個人の努力や医学的治療が不可欠とする立場が「個人モデル」である。これに対して、..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。