高齢者の転倒

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    資料紹介

    高齢者の転倒
    ○要因・背景
    高齢者が転びやすくなるという背景には、様々な加齢変化や慢性疾患、内服薬の影響などが考えられる。以下が転倒の主な要因(リスクファクター)である。
    ・内的要因 ①抗精神病薬などの薬物乱用・・・ほかに、降圧利尿薬・強心薬など
            ②認知症などによる障害物の認識不足
            ③下肢運動障害による歩行障害・・・神経系疾患1や筋骨格系疾患2
            ④脳血管障害を含む脳神経障害・・・歩行の不安定性に比例
            ⑤重心動揺3の増大
    1:パーキンソン病・・・すり足、歩幅の減少傾向が見られるようになる
    2:関節リウマチ、骨折
    3:直立したときの身体の揺れ。加齢とともに増大するが、特に目を閉じたときに大きく揺れるようになる(ロンベルク徴候)。また、これには表1の項目の低下も関係している。
    姿勢保持能力・・・筋肉の減弱、椎骨・椎間板の変性等による姿勢の変化
    立ち直り反射・・・神経細胞やシナプス伝導物質の減少による神経伝達速度低下
    視力・・・調節力の低下(=老視)、視野狭窄、感覚系疾患(白内障や緑内障)
    聴力・・・ラセン器や基底膜弾性の喪失のど

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    高齢者障害援助看護転倒加齢予防

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    高齢者の転倒看護

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    高齢者の転倒
    ○要因・背景

    高齢者が転びやすくなるという背景には、様々な加齢変化や慢性疾患、内服薬の影響などが考えられる。以下が転倒の主な要因(リスクファクター)である。
    ・内的要因 ①抗精神病薬などの薬物乱用・・・ほかに、降圧利尿薬・強心薬など

            ②認知症などによる障害物の認識不足

            ③下肢運動障害による歩行障害・・・神経系疾患1や筋骨格系疾患2

            ④脳血管障害を含む脳神経障害・・・歩行の不安定性に比例

            ⑤重心動揺3の増大

    1:パーキンソン病・・・すり足、歩幅の減少傾向が見られるようになる

    2:関節リウマチ、骨折

    3:直立したときの身体の揺れ。加齢とともに増大するが、特に目を閉じたときに大きく揺れるようになる(ロンベルク徴候)。また、これには表1の項目の低下も関係している。
    姿勢保持能力・・・筋肉の減弱、椎骨・椎間板の変性等による姿勢の変化

    立ち直り反射・・・神経細胞やシナプス伝導物質の減少による神経伝達速度低下

    視力・・・調節力の低下(=老視)、視野狭窄、感覚系疾患(白内障や緑内障)

    聴力・・・ラセン器...

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