学校教育課程論

閲覧数1,524
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    まず日本の教育課程の基準である学習指導要領を、その歴史的変遷とそれに伴う教育内容の変化を中心にまとめる。大きく3回の教育改革が実施されている。まず明治の学制発布に伴う教育改革でこれは、国民に教育を受ける機会を保障することを中心とする。次の改革は、戦後の義務教育制及び民主教育の発足に伴う改革である。この改革によって、進学率は大幅に上昇し、教育は大衆化されることとなる。同時に、いわゆる受験戦争が発生し、詰め込み教育等が問題視されることにもなる。このような状況に対して行われたのが3回目の教育改革で、中央教育審議会や臨時教育審議会を中心として提唱された教育改革である。いじめや不登校、学級崩壊などの教育の荒廃の原因が、受験戦争によって過熱化した学歴社会であるとし、新しい学力観に基づく「ゆとり教育」への転換が始まることとなった。
    戦後の改革は国民に民主主義を定着させるために、GHQの指導のもと、戦意高揚の記述や修身科の廃止、画一的教育から子どもの自発性を重視した教育へ転換を念頭に進められた。またこの改革に伴い、昭和...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。