硫黄島からの手紙

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    『硫黄島からの手紙』の感想  
    今回初めて「硫黄島からの手紙」を見た。まず抱いた感想は少なくとも『父親たちの星条旗』よりは印象的で、内容もある映画だったと思う。特に渡辺謙さんが演じる栗林忠道中将のこの映画の中で描かれている人柄には素直に感激した。部下を思いやる気持ち、そして自らの毅然とした態度などまさに彼こそ‘上官’とも呼べるリーダーであったと感じた。フランスの言葉、ノーブレスオブリージュが頭に浮かんできた。彼はそれに値する人間だと感心した。だが、もちろんこの作品をベタ褒めするわけでもない。いわゆる“普通の”外国人がこの作品を見たら、どう感じるであろうか。何についてかというと、それはここで描かれている日本軍、または日本人に対してである。憲兵・千人針・自決等々日本独自のものがかなりあった。もしかしたら外国人であってもこういったものはすでにある程度知られていることで、私が必要以上に気にしすぎてきるのかもしれない。または多少難しいことでも取り入れることや、ありのままに現実をなるべく伝えるために、あえて取り入れたのかもしれない。いずれにせよ、あの時代の日本独自の制度・様子・態度などはかなり特殊...

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