H27年 司法試験・行政法答案

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数4
閲覧数398
ダウンロード数0
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    H27 司法試験行政法
    第1 設問1
    1 考えられる訴訟
     Xが本件命令が発せられることを「事前に」阻止するために提起すべき「抗告訴訟」は、本件命令の差止めを求める訴え(行政事件訴訟法(以下略)3条7項)である。
     以下、訴訟要件を満たすか検討する。
    2 訴訟要件の検討
    (1)要件
    「差止めの訴え」の訴訟要件は、①処分の蓋然性、②「重大な損害」(37条の4第1項)、
    ③「他に適当な方法」がないこと、である。
    (2)本件
     ①Y市長は、本件命令という「処分」を発する予定であり、その蓋然性がある。
     ②「重大な損害」は37条の4第2項より、損害の性質・程度及び処分の内容・性質を勘案して、損害の回復が困難か判断する。具体的には、取消訴訟における執行停止制度(25条)によっても回復できないような損害が「重大な損害」となる。
     本件において、Y市では消防法12条2項の移転命令を出す際には、公表を行っている。かかる公表がなされるとXは顧客の信頼を失うという損害を被る。一旦本件命令がなされ、公表されてしまうと顧客の信頼を回復することは困難であるから、取消訴訟における執行停止をもってしても回復できない..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。