リハビリテーションチームについて

    • 550 販売中

    内容説明

    1,はじめに
    リハビリテーションという言葉からまず思い浮かぶのは、病院などの機関での機能回復訓練ではないだろうか。しかし「全人間的復権」というリハビリテーションの理念を実現するためには、身体機能の回復以外にも地域社会への参加に向けたあらゆるアプローチが必要である。このリポートではそのようなアプローチをチームで行う際、どのような専門職がかかわるのか、またどのような方法で進められるのかについて考えたい。
    2,リハビリテーションにかかわる専門職
    リハビリテーションでは身体機能の回復を最終目的とするのではなく、全人間的復権を目指すものである。そのためには対象者の生活全般にわたる多面的なアプローチが必要不可欠である。
    WHOの定義にあるように、リハビリテーションは、医学、社会、教育、職業の4つの分野に大別される。
    まず医学的リハビリテーションは、医療機関で行われることが多く、医師をはじめ、リハビリテーション専門職と呼ばれる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして看護師、視能訓練士、義肢装具士、臨床心理士、介護スタッフ、医療ソーシャルワーカーなど、多

    テキストデータ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「リハビリテーションチームについて述べよ。」
    1,はじめに
    リハビリテーションという言葉からまず思い浮かぶのは、病院などの機関での機能回復訓練ではないだろうか。しかし「全人間的復権」というリハビリテーションの理念を実現するためには、身体機能の回復以外にも地域社会への参加に向けたあらゆるアプローチが必要である。このリポートではそのようなアプローチをチームで行う際、どのような専門職がかかわるのか、またどのような方法で進められるのかについて考えたい。
    2,リハビリテーションにかかわる専門職
    リハビリテーションでは身体機能の回復を最終目的とするのではなく、全人間的復権を目指すものである。そのためには対象者の生活全般にわたる多面的なアプローチが必要不可欠である。
    WHOの定義にあるように、リハビリテーションは、医学、社会、教育、職業の4つの分野に大別される。
    まず医学的リハビリテーションは、医療機関で行われることが多く、医師をはじめ、リハビリテーション専門職と呼ばれる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして看護師、視能訓練士、義肢装具士、臨床心理士、介護スタッフ、医療ソーシャルワーカーなど、多...