連関資料 :: 自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点

資料:11件

  • 自分及び周囲られる日本語表現理解に関する疑問、問題
  •  「自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点、問題点を見つけ、その類例を集めると共にその原因の解決法について自分なりの見解を述べる。」  日本語が乱れているという人は多い。しかもそれは、学識経験者や年配者だけでなく、若者たちを含めた多くの人々が、日本語の乱れを口にしている。  例えば、「ら抜き言葉」。生まれは熊本の方の方言であるが、おそらくそれとは関係ない方向から派生してきた言葉であろう。「食べられる」を「食べれる」と言うように、よりしゃべりやすい形へと変わってきている。  しかし、人間が生きている以上、言葉も生きている。生きている以上進化する。言葉も同様に、より新しいものへと良くも悪くも進化していくのである。「鼻」という音は、原始時代は「パナ」と発音していたらしい。「影」は平安時代には「光」を表していた。このように、音も意味も時代によって異なっている。それでは今の時代、日本語の乱れを危惧することは本当に正しいのだろうか。  とはいえ、日本語の魅力を欠く進化は、眉をひそめるところがある。その代表的なものに敬語がある。外国にもpleaseなどを用いた丁寧語はあるが、日本語のように尊敬語、謙譲語、丁寧語の三種に分かれているのは世界でも稀有な言語である。それが、最近は美化語といった単純なものを敬語の代わりに使用している者が多くいる。この「美化語」とは、話者が聞き手に上品な印象を与えるために使う語のことである。文法的に見て敬語とはいえないが、聞き手に対する配慮を示しているということで敬語に準じるものとされることが多い。またこれを丁寧語に分類する人もいる。名詞に「お」や「ご」を付けたり、語彙を変えたりして使われる。例としては、「菓子」を「お菓子」、「食事」を「お食事」とするものや、「めし」を「ごはん」、「便所」を「お手洗い」などが挙げられる。この美化語には、普通に使われるもの、男女に差があるもの、使用頻度の低いものとに分けることができる。また、文化審議会国語分科会の敬語小委員会は2006年10月2日に一般的に「尊敬・謙譲・丁寧」と3分類されている敬語の分類法を「尊敬・謙譲・丁重・丁寧・美化」の5分類にする指針案をまとめている。学校教科書によっては4分類しているものもある。  このように変わってきた理由の一つに活字離れが考えられる。本や新聞などを読めば、文字、文法、語彙力、文体、敬語、といった国語力を伸ばすことができる。また、電子ではない辞書を引くことも魅力的な国語力の向上のさせ方である。  また我々、特に若者が普段、何気なく使っている言葉に、「まったり」という表現がある。この言葉の意味を周りに聞くと、「のんびりをもっとのんびりさせたような感覚。でもだらだらとしたイメージはない」、「ふっと一息つける雰囲気」、「脱力した感じ、リラックスした状態」、「しつこい味わい」、「仲の良い友達と、旅行先などで会話をしている時ののんびりとした心地よい感覚」、「のんびりに悪い意味を含んだ感じ」といった解答を得た。  しかし、本来の意味は「まろやかでこくのある味わいが、口中にゆったりと広がっていくさま。(大辞林)」といった言葉である。また、京都の方言で「落ち着いていて、穏やかな様子。とろけるような感じ、「とろんと穏やかな口当たり」といったことを表す京言葉でもある。  ただ最近は辞書の方にも「ゆっくりしたさま。のんびりしたさま。くつろいださま。だらだらしたさま」と、表記されているものもある。これは、味覚以外の時間・速度・様態などに対しても使用頻度を高めてきていること
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  • 国語「自分及び周囲られる日本語表現理解に関する疑問、問題を見つけ、その類例を集めると共に、その原因と解決法について自分なりの見解を述べる。」
  • 「自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点、問題点を見つけ、その類例を集めると共に、その原因と解決法について自分なりの見解を述べる。」  私たち日本人は、日本語を母国語として、日々生活している。日々日本語を使う中で、私たちはいったいどの程度日本語を意識して使っているのだろうか。  まず、日本語には規範というものがあるのだろうか。規範とは、あるべき基準であるが、言葉にはありのままの実態が存在する。ある言葉を使っている現状が過半数を超えて多数であれば、規範としてもよいのではないだろうか。例えば、「情緒」は「じょうしょ」か「じょうちょ」のどちらかというとき、本来的には「じょうしょ」と読むのだが、今は「じょうちょ」が一般的となっている。しかし、当然変わらない言葉も存在する。そういったとき、「規範」は、「本来的には」ということになるのである。  しかし、現在気になる日本語が非常に目立ってきている。例えば、若者言葉や誤った使い方をしている敬語などである。具体的には、「きもい(気持ち悪い)」や「お連れ様がお待ちになっております(お連れ様がお待ちになっていらっしゃいます)」などである。
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  • 自分及び周囲られる日本語表現理解に関する疑問、問題を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。」
  • 自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点、問題点を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。  昨今は、日本語ブームだといわれている。日本語をテーマにしたクイズ番組は多く、日本語力の著書やゲームに至るまで、現在では日本語にまつわる様々な勉強の素材が広がっている。この日本語ブームが始まるきっかけとなったのは、主に若者を中心とした日本語の乱れが騒がれるようなったことにある。いわゆる「若者言葉」はいつの時代にもあったことだろうが、現代においてはそれが特に目立つようになったのである。  一昔前は手紙を書く、本を読むなどといった、書き言葉と接する機会が多かった。しかし情報機器の発達と共にテレビ・電話など、言葉との関わりは話し言葉が中心になってきた。いまや重要なコミュニケーションツールとなっているメールは文章を文字として伝えるものではあるが、やはり話し言葉の延長にあるといえる。普段の会話の中での話し言葉は書き言葉と違って、推考の時間があまり取られない。むしろできるだけ短く、即時的に受け答えすることで成立するものといえる。とっさの言葉や誤用、あ
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  • 自分及び周囲られる日本語表現理解に関する疑問、問題を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。
  • 自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点、問題点を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。  (1)日本語の「規範」について 「規範」とは、行動・判断・評価などの拠り所となる手本や規準である。そして、何事でも「規範」は日々変わっていく。国によっては、成人として扱われる年齢、喫煙が認められる年齢など、様々に異なっているのが良い例であろう。 そう考えると、言葉の「規範」は難しい。「規範」はあるべき「規準」だが、言葉にはありのままの「実態」があるからである。具体例を考えてみる。 例えば、「消耗」は本来「しょうもう」か「しょうこう」、「情緒」は本来「じょうしょ」か「じょうちょ」と読むべきものであるが、今日では「しょうもう」「じょうちょ」が一般的となってしまっている。つまり、その言葉を使っている現状が過半数を超えて多数になれば、それを「規範」としても良いのではないだろうか。 変わらない言葉もあるが、変わる場合は、いつまで、何が「規範」かという問題がある。片仮名の「ヲ」の筆順についてきくと、「フ」の次に横線を入れる子どもがとても多いが、これ
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  • 自分及び周囲られる日本語表現理解に関する疑問、問題を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。
  • 自分及び周囲に見られる日本語の表現や理解に関する疑問点、問題を見つけ、その類例を集めると共にその原因と解決法について自分なりの見解を述べる。  何事でも「規範」は変わるものである。例えば、国によって、成人として扱われる年齢、喫煙してもよい年齢など、様々である。少し前の時代だと、男性が髪の毛を伸ばしているのはおかしいというのが一般的であった。しかし今は、肩まで伸ばしている男性がいても、そんなにおかしいとは思われない。プロ野球選手などでも伸ばしている人がいる。  以上のことをふまえると、言葉の「規範」というのは難しいものである。「規範」はあるべき「規準」だが、言葉にはありのままの「実態」がある。実態がすべて規準からはずれたものになってしまえば、それがものさしとなり、新しい「規範」となってしまうのである。  変わらない言葉もあるが、変わる場合はいつまで、何が「規範」か、という問題がある。「規範」は結局、「本来」「もともとは」ということである。どちらが正しいかと言っても、「本来的には」ということでしかなかなか言い切れない。「この表現がふさわしい」とか「適切」だとかいっても、判断としては弱
  • 国語 敬語 小学校
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