深読み芥川龍之介(1)「羅生門」

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    深読み芥川龍之介(1)「羅生門」
                          
    0.はじめに
     高等学校の国語の教科書に採用される芥川龍之介の作品の定番として「羅生門」は、「鼻」や「舞踏会」や「雛」や「南京の基督」などの名作を押さえて圧倒的な長期に渡ってその揺るぎない地位を築いている。平成9年検定済「探究 国語Ⅰ」(桐原書店)の「学習の手引き」には
     「読解1 この小説を下人の心理・行動の変化に従って四つの場面に分け、それぞれの場面で下人の心理を描写している部分を抜き出し、その変化のしかたを整理してみよう」
     「表現2 本文中四箇所に見られる下人の<にきび>の描写は、物語の展開上どのような効果を上げているか、説明してみよう」
     「発展3 この小説が初めて発表されたとき、最後の一文は<下人は、既に、雨を冒して、京都の町へ強盗を働きに急ぎつつあった。>と書かれたが、後に本文のように改められた。このことにより読後の印象はどう違ってくるか、六百~八百字程度の文章にまとめてみよう。」
    とあるように、教科書編纂者の関心は「読解1」や「表現2」に見られる従来型の主題の追求や心理描写の変化に加えて、初..

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