4 「橋本文法」と「時枝文法」との主な相違点について

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    ※課題 「橋本文法」と「時枝文法」との主な相違点について
    まず最初に、橋本文法が音声や外形上の特徴で文法を説明するのに対し、時枝文法は語彙的なものと文法的なものとを切り離した文法論が展開されている
    橋本文法の中核をなすのが「文節」という概念であるが、橋本は文節について①文節はいずれも一定の意味を持つとともに一定の音節が一定の順序に並んでそれだけはいつも続けて発音される、②文節を構成する各音節のアクセントが定まっている、③実際の言語においてはその前後に音の切れ目をおくことができる、と音声および外形上の三つの特徴を説明している。これに対し、時枝文法では、詞と辞の明確な区別、六つの活用形の等質性の保証など、語彙的なものと文法的なものとの矛盾点をあえて切り離して説明を行っている。これらの特徴から、橋本文法ではしばしば論理に矛盾が見られる場合があり、時枝文法は論理の一貫性が貫かれることとなるのである。
    ・「単語」や「文」に関する認識が異なっている
     橋本文法では、単語は文節を構成する要素として認識されている。だが、それ以上の意味付けは行っておらず、活用形における助動詞と接尾辞とに質的な違いを認め..

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