教育原論(テスト1-6&他)

閲覧数2,120
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    Z1102 教育原論1(テスト1-6&他)
    テキストや参考図書をもとにまとめたものです。
    テスト前に暗記し、無事パスしました。

    *このテストでは過去2年間に8つの設題が出題されています。
    タイトルの「他」はその+2の設題です。

    1.ソクラテス的対話(産婆術)について述べ、ソクラテスの教育学的意義について考察せよ
    2.ルソー教育思想の特徴(消極教育や自然主義など)について述べ、その意義や問題点を考察せよ
    3.コメニウスの教授学や一斉授業について述べ、現在の学校教育における意義を考察せよ
    4.ポール・ラングランの生涯教育論の意義と、それ以降の生涯教育の歴史的変遷(ハッチンズ、フォール報告など)を述べよ
    5.ハヴィガーストの発達課題について述べよ
    6.公教育成立の歴史的変遷について述べ、現在における学校教育の課題を考察せよ
    *1.ペスタロッチーの直観の原理について
    *2.ジョン・ロックの教育論について

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1「ソクラテス的対話(産婆術)について述べ、ソクラテスの教育学的意義について考察せよ」
    産婆術とはソクラテスによる教育方法の一つである。それは人々に自らの無知を自覚させ、真の知の探求、ひいては徳の実現へと向かわせるものである。
    ソクラテスは、すべての人が生まれながらにして道徳的に善悪を判断する能力を有していると考える。また、真の知を獲得するために、もっとも有効的な教育方法が対話であるとしている。それゆえ、ソクラテスは人々の集まる場所へ出掛けては、対話を唯一の手段として教育活動に従事したのであった。
    ソクラテス的対話は、まず、対話者に徳に関する質問をし、自己の意見を説明させることから始まる。そして一度、対話者の意見や立場を認め、その立場からさまざまなことをくり返し説明させた。その過程において、ソクラテスは対話者の意見の矛盾点を明らかにし、対話者に自己の無知を自覚させたのである。混乱に陥った対話者が真の知を求めるとソクラテスは対話者が自ら真の知を生み出せるように、その対話を導いたのであった。この「知の創造」が「出産」に相当し、そして助産の過程が「産婆術」と呼ばれている。
    このようなソクラテ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。