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    2 紛争とは何か

     リーガルカウンセリングが「紛争」を「解決」するためのものである以上、何よりもまず「紛争」とは何かについて確認する必要がある。

     紛争とは、何らかのテーマに関して、当事者間で事実の捉え方が異なることによって利害が対立している状態をいう。これは、事実というものが客観的にただ一つ存在するものではなく、その事実を体験した人の数だけ複数存在する相対的なものであるというところに、紛争の本質が起因することを意味する。 すなわち、事実は各人にとって相対的に存在するのである。

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    1 総論
     リーガルカウンセリングとは、傾聴等を重視した面談技法で、近時注目されるようになり多くの法律相談で取り入れられている技術である。笹瀬先生は、これを「診療法律相談」と翻訳されていて、この訳語がもっともその実態に合ったもののように思われる。
     以下、リーガルカウンセリングが紛争の解決にどのように役立つかについて検討し、具体的な場面でどのような効果を発揮するかについて論じる。
    2 紛争とは何か
     リーガルカウンセリングが「紛争」を「解決」するためのものである以上、何よりもまず「紛争」とは何かについて確認する必要がある。
     紛争とは、何らかのテーマに関して、当事者間で事実の捉え方が異なることによって利害が対立している状態をいう。これは、事実というものが客観的にただ一つ存在するものではなく、その事実を体験した人の数だけ複数存在する相対的なものであるというところに、紛争の本質が起因することを意味する。 すなわち、事実は各人にとって相対的に存在するのである。
    そうすると、法律相談所を訪れるクライエントはこれまで自己の体験した事実以外には事実は存在しないと考えていることになる。相手方当事者も..

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