知能検査

閲覧数1,752
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    心理実験大学

    代表キーワード

    実験心理学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     序文
    最近テレビなどで知能やIQがしばしばとりあげられ,知能に対する人々の関心が高まっている。知能とは,ヒト・動物の脳において,感覚情報,言語情報,内的思考,記憶から再生した情報などを記録・再生,処理し,その結果を適切に出力すること,またこれらの過程を活性化する能力をさす。知能は「知識と才能,知性の程度,環境に対する適応能力」と一般的な広辞苑では定義されている(小林, 2001)。この過程は同時進行的に行われ,一般にはより適応的に,効率よく,より速く行う場合に知能が高いと形容する。上記の過程のいずれかに問題があると,知能の一部に問題が生じる。ウェクスラーは,知能を目的にかなった行動をし,合理的に考え,環境からの働きかけに対して効果的に対処していく能力と定義した(小林, 2001)。
    フランスの心理学者アルフレッド・ビネーはテオドール・シモンとともに政府の依頼により,学校の標準的カリキュラムについていけない精神遅滞児の判別のために,初めての知能測定尺度(ビネー・シモン法)を考案した。その後,現在に至るまで各々の知能検査が考案されている(松原,1970)。そしてこのビネー・シモン法は,ウ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。