佛教大学 S0616 国語科教育法 レポート B判定

閲覧数2,916
ダウンロード数64
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2011年度対応。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『国語科授業の計画と評価について述べよ。』
    第1章:学習者主体の授業
     平成20年3月に告示された新小学校学習指導要領において、国語の目標は「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。」と設定されている。
    この目標に到った背景には、日本の学校教育が経験主義と系統主義との間で揺れ動いてきたことが考えられる。経験主義教育下では、基礎学力の低下が叫ばれ、系統主義教育下では、知育偏重・詰め込み教育と批判された。確かに、知っているだけでは生きた知識とはいわないし、また考えたり表現したりしようとしても知識がなければ始まらない。また、PISAの調査や全国学力・学習状況調査の結果から、現在の児童・生徒の課題として特に思考力・判断力・表現力の育成が挙げられたことも本目標に到った大きな一因である。こういったことから、今改訂においては、①国語に関する基礎的な知識・技能の習得、②習得した知識・技能を基にした思考力・判断力・表現力(活用力)の育成、の双方を同レベルで重視していることがわかる。
    ここ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。