微生物学の応用と見解

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    微生物学の応用と見解
    1-1.ピロリ菌について
      Helicobacter pyloriは4~8本の鞭毛をもち、グラム陰性桿菌に分類される。大きさは0.5×2.5〜4.0μgで、大きな特徴としては酸素の存在する大気中では発育せず,乾燥に弱いことが挙げられる。ピロリ菌が活動するために最適なpHは6~7であり、人間の体内で定着できる部位は胃(粘膜および粘液)と十二指腸に限定される。しかし、胃内部は強酸性の胃液の分泌によってpH1~2となっており、ピロリ菌も含め細菌にとっては生育しにくい環境である。それにも関わらずピロリ 菌が胃の中で生育できるのは,自身がもつウレアーゼによって胃の中に存在している尿素をアンモニアに分解し、胃酸を中和するためである。
        C=O(NH2)2 + H+ +2H2O → HCO3- + 2NH4+
     
    このようにピロリ菌は、酸性条件下おいて自身の周りに中性に近い環境、すなわち生育に最適なpHを作り出すことで、胃の中での生育を可能としている。
      現在、ピロリ菌の感染経路としては、口-口感染、糞-口感染、飲料水からの感染、動物を媒体とした感染などが考えられてい..

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