教育相談課題2

閲覧数823
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教師が日常的な生徒との関わりの中で使用できるカウンセリング法について述べたい。

     第一に挙げるのは応答技法である。これは教師が行なう学校カウンセリングの基礎となるものである。生徒が問題行動を起こした場合、それを教師の側の一方的な判断、評価をし、説教や注意をした場合、生徒がもし、それを素直に受け入れなかった場合、解決はできない。なのでまず、応答技法の基礎となる傾聴の姿勢で生徒の主張を聞くことが大切になる。傾聴とは、生徒の言うことを途中でさえぎったり、否定したりせず、生徒の言うことを受け止めるということである。そして生徒の持つ問題は数学が嫌い、学校が嫌いといった感情の問題と、学校へ行かない、いじめを行なうといった、言動の問題の2つに大別することができる。言動の問題であれば、それに対して、程度によって、評価、否認、注意、説教などを行なう。しかし、感情の問題であれば、その感情を否認してしまうことはその感情を持つ生徒自身を否認してしまうことになるので、否認してはならない。感情的な問題には指示もできないので、生徒の気持ちを受け入れ、それを共感し、そこから教師による提案や、教師の気持ちを伝えること...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。