故意犯(事例)

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    刑法問題故意犯罪考察過失動機意欲判断学説

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    刑法

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     故意
    【問題】
    Xは、甲が要求に応じなければ甲を殺してしまおうと考え、ナイフを持って話し合っていたところ興奮して取組み合いの喧嘩になり、もみ合っている間にナイフが甲の胸に突き刺さり死なせてしまった。Xの罪責はどうか。
     まず、本問における問題の所在は、Xの行為と甲の死亡という結果との間には因果関係が成立するので、問題文中の「もみ合っている間にナイフが甲の胸に突き刺さり死なせてしまった」というXの行為に対し、殺人の故意を認め、刑法199条殺人罪の成立を認めるかどうかである。
     ここで、故意の成立要件を確認すると、①認識的要素、②意思的要素の2点である。
    さらに、②については、故意の本質は犯罪事実にある、とする表象説、故意の本質は犯罪事実の実現を希望・意欲することにある、とする意思説に分かれている。
    このうち、②の意思説にしたがって問題を考察することにする。つまり、Xの行為に故意の本質は犯罪事実の実現を希望・意欲したと思われる箇所があるかどうかということが重要である。これは、問題文中の「甲が要求に応じなければ甲を殺してしまおうと考え」という点をもって、犯罪事の実現を希望・意欲したとみなせ..

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