日本経済史 分冊2

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    第一次世界大戦が起こったことが要因で、「大戦ブーム」が到来し、その結果日本の産業は大きく発展した。大戦ブームの特徴は輸出主導型の経済発展にあった。日本の輸出額は1914年の約6億円から19年の約21億円へと急増し、特にアジア地域やアメリカへの輸出が大幅に増加した。また、海運業は空前の活況となり、海運・保険料収入を中心に貿易外収支も大幅な受取超過を記録した。このことは国内の産業も刺激し、急激な生産拡大をもたらした。なかでも造船業の発展は著しく急増した。軽工業部門では、大戦前より日本の主力輸出産業であった製糸業が対米製糸輸出の拡大により成長を続けた。ただ大戦期の成長は相対的には小さく、紡績会社は主力製品を付加価値の高い細糸へシフトするとともに、賃金の安い中国へ直接投資を行い、現地生産を開始した。在華紡とよばれる中国における日本の紡績会社の生産規模は、1918年から27年の約10年間に5倍以上増加した。
    1920年代は、相対的低成長期といわれ「慢性的不況」の時代ともいわれるが、確かに大戦期や後の1930年代と比較しては低いものの、世界的な低成長の時代において日本は国際的にみて相対的に高い成長..

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