書の芸術性について

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    文学書の芸術性

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    書は、文字を素材とする一つの芸術であり、また、東洋独自の文明遺産でもある。文字が記号としての役割を果たすだけではなく、さらに美的意識が加わって表現されたことで、書は芸術として評価されたのである。

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    書は、文字を素材とする一つの芸術であり、また、東洋独自の文明遺産でもある。文字が記号としての役割を果たすだけではなく、さらに美的意識が加わって表現されたことで、書は芸術として評価されたのである。
     文字の創造は、世界のあらゆる文明の中で行われ、さまざまな文字を誕生させてきたが、西洋での文字は、言葉の記号として発展はしてきたものの書に至るまでにはならなかった。なぜ、書は東洋にのみ芸術文化として栄えたのであろうか。その理由として、文字を尊重し美化してきた中国人の民族性、それから、文字の性格や、それを表現するために独特の用具を用いたことなどが挙げられる。
     文字が発達してきた中で、実用見地からすれば、複雑で象形的、そして表意的な絵文字から、次第に発達してきて簡易的な表音文字へと進むのが自然な過程のように思われる。実際に西洋では、簡易的な表音文字として急速に発達してきたが、東洋で発達してきた漢字は、表意文字としての特質を維持し、一字の中に「形・音・義」の三つの要素を兼ね備えてきた。そして、便宜上、簡略された新しい書体を発生させたとしても、それ一辺倒にならず、以前からの書体も併用させることによっ..

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