近代史における進歩思想の展開と理性のとの関わり

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    「近代史における進歩思想の展開と理性のとの関わり」
    はじめに
     進歩の思想は、近代ヨーロッパが創造した最も重要で問題の多い観念の一つであると言われる。フランスでは17世紀前半に成立した近代科学とともに、まず知識の進歩として形成されたこの観念は、17世紀末には社会、文明の進歩の観念に発展し、その後18世紀の100年間に、幾多の形式の整備改良がなされコンドルセにより一応の完成を見、フランス革命を経て、激動の19世紀へ移行する。コンドルセに至るまでこの観念を支えたものは、つねに近代科学の驚異的発展と、それを可能にしたヨーロッパ文化に対する絶対的な自信であり、ヨーロッパ的価値と普遍的価値の一致が信じられた幸運な一時代の産物であったと言える。しかし、この観念の基礎基盤は意外に脆く、ヨーロッパの政治的、経済的、文化的優位が揺らぎ始める時、この観念の再検討が叫ばれてきた。本レポートでは、18世紀~19世紀に活躍した、コンドルセ、コントの思想を着眼し、進歩思想を解明しつつ理性の観念との関わりを説明する。
    Ⅰ、コンドルセ(1743-1794) -人間精神の進歩理念の展開-
     フランスの啓蒙思想家であるコ..

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