広汎性発達障害

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    資料紹介

    広汎性発達障害(PDD)の説明、治療法、診断法、認知などを、序論、本論、結論に分け述べた。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    序論

    広汎性発達障害(PDD)とは、自閉症を始め、自閉症に類似した特性を持つ障害(高機能自閉症、アスペルガー症候群など)の総称である。いずれも、脳の中枢神経システムの問題や脳内の生化学物質の不均衡などが関連しているのではないかといわれている、先天的な障害である。自閉症の特徴(社会性障害、コミュニケーション障害、想像力の障害とそれに基づくこだわり行動など)をベースに、軽度のものから重度のものまで、またその症状に出方も様々ある。いわゆる典型的な自閉症が最も重度に位置し、その障害の度合いや知的能力のレベルによって、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが存在するが、その境界線はとても曖昧である。中でも、知的な遅れを伴わないグループである高機能自閉症やアスペルガー症候群が最近特に注目され、ともに知的な遅れがないグループの総称として、「高機能広汎性発達障害」ともよばれる。ここでの「高機能」とは「明らかに知的な遅れがない」という意味でつかわれている。

    本論

     まず、自閉症について述べる。自閉症とは、言語力や認知能力などの発達障害のことである。脳の機能不全によって、言葉の使い方や感情表現、認知能...

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