国語学概論分冊2

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     「文字と表記」の章では、漢字の音についての内容が興味深かった。音読みは呉音、漢音、唐音(宋音)に細分化されるということは今まで知らなかった。例えば、「行」という文字は、「行列」の「ギョウ」は呉音、「行進」の「コウ」は漢音、「行灯」の「アン」は唐音(宋音)とそれぞれ分類される。また、「言語」という熟語では、「ゲン」という漢音と「ゴ」という呉音とでできた言葉である。このような内容は今まで考えたこともなかったため、非常に新鮮で面白かった。
     「敬語」の章では、私自身が学生時代には習わなかった、丁重語と美化語に興味が引かれた。その中でも特に美化語は興味深かった。そもそも美化語は話者が自分自身を聞き手に対して上品であるとの印象を与えるために使う語で、話し相手を丁寧に扱うことを目的としたものではないという。この内容を知った時、常に世間体や体裁を気にかける日本人らしさが出ている言葉だなと感じ、面白かった。
     「方言」の章で最も興味深かった内容は、方言周圏論である。都である京都で生まれた新しい言葉が、水面に描かれる波紋のごとく地方に広がったことから、あるものを指す言葉が東北地方と九州地方とで同じだっ..

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