日本仏教史第2設題

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    『平安時代後期仏教の特質を論ぜよ。』
     本論では、平安時代後期の仏教思想の発展について、鎌倉時代初頭のいわゆる新仏教の登場までを視野に入れながら論じていく。
     まず時代区分について、平安時代のうち、院政が開始される十一世紀の後半からがいわゆる平安時代後期である。この時代にもっとも特徴的で、様々な思想の背景にあったのが末法思想である。末法思想とは釈迦の入滅後、次第に仏法が衰えていくさまを、正法・像法・末法の三時に分類する歴史観である。正法は教えと修行と悟りの三つが残っているが、像法では教えと修行だけになり、末法では教えだけが残って修行も悟りもなくなるというのである。日本では一般に正法千年、像法千年、末法万年説が広く行き渡っていた。そして当時考えられていた釈迦の入滅年代から計算して永承七年(一〇五二)が末法に入った年ということになる。この時代には社会的不安の中で、様々な思想の混合が進んでいく。
     次に平安後期における仏教の諸思想について述べる。比叡山の天台宗で院政期頃にはじまり、中世にかけて発展していった特徴的な思想を天台本覚思想という。これはインドの中期大乗仏教において主張されるようにな..

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