家庭科の変遷・教科の独自性など

閲覧数3,373
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    タグ

    家庭小学校経済社会家庭科子ども学校女性生活

    代表キーワード

    社会

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.はじめに
     今まで自分自身が受けてきた小学校家庭科を振り返ってみると、調理実習がそれぞれの学年末にあり、全体的に学校のみの学習が多かった。家庭に帰ってするような課題が出た記憶もなく、家族の一員として生活をよりよくする工夫と実践的な態度を育てることを家庭科教育の目標としていることに、疑問を感じていた。また、親世代の家庭科教育の内容を聞くと、男女共に家庭科を学ぶ機会があまりなかったこともあり、私の親は授業参観の際に男子が家庭科を学ぶことに戸惑いを抱いたそうだ。
     本課題では、時代によって「家庭科」という教科がどのように変遷していったのかを探り、現代の家庭や社会の状況から、今後の「家庭科」のあり方について言及し、さらには「家庭科」の独自性について考察していきたい。
    2.「家庭科」の歴史
      「家庭科」という教科は日々の生活と密接に関わっている。そのため、社会の変化に伴い生活は変化するため、家庭科の内容も変化してきた。例えば、1881年の小学校教則要綱で、女子のために中等科で「裁縫」、高等科で「家事」が課された。これを受けて女子の就学率が大幅に増えたのである。その後も、「家事」「裁縫」はも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。