民法 ①権利濫用禁止の原則の判断基準について②我が国における外国人の権利能力の制限について③制限行為能力者の相手方の保護について④権利能力なき社団の意義について⑤法律行為自由の原則について

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    No.2 権利濫用禁止の原則の判断基準について論ぜよ
     権利濫用禁止とは、外形上は権利行使の外観をそなえているが、具体的、実質的には権利の社会性に反し、権利の行使として是認し得ないような場合には、法はこれを認めないというものである。
    〔1〕 権利濫用の判断基準
     権利濫用の判断基準としては、主観的要件と客観的要件の2つによって判断される。相手方に対して多少とも悪意ないし害意を持ってなされるか否か(主観的要件)、権利行使の結果が客観的にいかなる結果をもたらすか(客観的要件)、すなわちその行為によって権利者の受ける利益と相手方の被る損害とを比較考慮し、公共の福祉という標準によって権利濫用の成否を決めようということ、の2つである。しかし、客観的利益考慮を重視しすぎると、多数の利益ないし強者の利益が常に勝つという問題もある。

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    No.2 権利濫用禁止の原則の判断基準について論ぜよ
     権利濫用禁止とは、外形上は権利行使の外観をそなえているが、具体的、実質的には権利の社会性に反し、権利の行使として是認し得ないような場合には、法はこれを認めないというものである。
    権利濫用の判断基準
     権利濫用の判断基準としては、主観的要件と客観的要件の2つによって判断される。相手方に対して多少とも悪意ないし害意を持ってなされるか否か(主観的要件)、権利行使の結果が客観的にいかなる結果をもたらすか(客観的要件)、すなわちその行為によって権利者の受ける利益と相手方の被る損害とを比較考慮し、公共の福祉という標準によって権利濫用の成否を決めようということ、の2つである。しかし、客観的利益考慮を重視しすぎると、多数の利益ないし強者の利益が常に勝つという問題もある。
    権利濫用の効果
     権利濫用の効果は、権利行使の態様によって異なる。①他人の侵害の排除を主張することが権利濫用となる場合には、排除の請求そのものが否定される。②賃貸人の解除など形成権の行使が濫用となる場合には、その効果は発生しない。③正当な範囲を逸脱した権利の行使は、不法行為として..

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