自分の中の差別意識

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    自分の中の差別意識
    差別意識というのはなくすことができないと私は考える。しかし、自分自身が内にある差別意識を自覚することによってのみ、社会から差別をなくすことができるのである。
    私は以前アメリカのアトランタを訪れた時、自分の内なる差別意識を垣間見せられた。夜、人通りの少ない道を歩いていると、汚い格好で荷物をたくさん持った黒人が一人笑って近づいてきて「タバコを頂戴」と話しかけられたのだ。私は持っていたタバコを一本渡し、先に進んだ。しかし、また別の黒人が近づいてきて同じやり取りをした。はじめのうちは私も快く応対していたのだが、もし、私が彼/女らの申し入れを断ったら彼らはどういう行動にでるのであろう。もし、お金をねだられたら私はどうしたらよいのだろう、という考えが頭の中に浮かび、恐ろしくなった。そして私は明るい通りを探し、そこに白人の旅行者らしき人を見つけられたときに安心してしまったのだ。私はできるだけその白人の行く方向について行った。
    その時、私は自分の中に人種差別的な意識があることに気がついたのだ。誰でも、暗がりの中で汚い格好をした男性に話しかけられたらとっさに逃げたくなるかもしれない。...

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