英米文学概論2 ~ピューリタン文学~ 【A判定】

閲覧数1,444
ダウンロード数4
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『アメリカにおけるピューリタン文学
    の特色を書きなさい。』
     ピューリタンとは、イギリス国教会に残存するカトリック色を一掃しようとした、キリスト教のプロテスタントの大きなグループのことである。後の清教徒革命、名誉革命の担い手となった。その語源は、清潔、潔白などを表す「Purity」に由来しており(「Puritan」で「厳格な人」「潔癖な人」を指す場合もある)、もともと国教会改革者一般につけられた軽蔑的な呼び名として使用されていたが、自らもピューリタンと称するようになった。16~17世紀にかけて、イギリス国教会の中にカルヴァンの影響を受けた改革派が勢力を持つようになった。その中には国教会から分離せずに教会内部を改革しようとする者と、国教会から分離しようとする者までがいた。特に前者のことをピューリタンと呼ぶ。1620年、祖国での弾圧を逃れ、メイフラワー号に乗りアメリカに移住したピルグリム・ファーザーズはピューリタンである。
     アメリカ文学は、イギリス文学と違って伝統を持たず、ピューリタニズムの理想主義とアメリカの大自然の影響を受け、17世紀はじめにイギリス人が植民地を開設した時に、植民地文...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。