商品学1

閲覧数1,559
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1. 商品の概念

    1-1. 商品とは何か

     「商品」は、それを扱う人々の立場によって様々な捉え方(認識)がされている。その中で、本質的な部分を挙げると、商品とは「市場における交換対象(売買の対象、金銭との交換対象)」であり、「生産・販売する者には収益(利益)をもたらし、購入・使用する者には便益(有用性)や効用(満足)をもたらすもの」といえる。

    1-2. 商品の構造ー触知可能性と不可能性ー

     商品は、色・柄、デザイン、包装・パッケージ、価格、商標(ブランド)、サービスといった様々な属性の複合体として存在している。これらの諸属性は、商品の形状や肌触りといった「触知可能性(有形性)」の高いものから、ブランドやサービスといった「触知不可能性(無形性)」と高いものまである。そして商品は、触知可能性と不可能性のウェイトの違いによって、一般的に「商品(モノ)」と「サービス」に区別されている。ここでいうサービスとは、「取引対象となっている企業の行為」をいう。

     商品とは店頭で目にするモノだけではなく、「モノ(物)とサービス(行為)の複合体」なのである。しかし、その複合体を構成する様々な要素は...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。