B10―分子生物実験Ⅲ

閲覧数978
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    理系物理学実験

    代表キーワード

    物理学分子生物実験

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.目的

     この実験では,分子生物学関連技術の中では比較的新しく,簡便かつ広範な応用範囲を持つ画期的な技術,PCRを体験する.また,DNA解析の基礎技術であるアガロースゲル電気泳動についても実習する.これらの実験と講義を通して,最新の分子生物学の初歩的知識を得る.
    概要

     PCRによって,DNA,具体的にはE.coli guaBを増幅する.増幅の結果をアガロースゲル電気泳動とethidium bromideを用いたDNA染色により解析する.
    3.結果



    電気泳動後のUV照射の結果,以下のようになった.



    図1:電気泳動後のゲル(左側のゲル)



     上の図の一番左端がDNA分子markerである.染色液ethidium bromideはDNA2本鎖の内部に結合するため,2本鎖がある程度の長さまで増殖していないとUV照射の際に染色しているのが観測できない.

     3番のPCR反応用チューブで調製した液体は一番右端のものであるが,ある特定の長さに集中して増殖していることが見て取れる.また,はっきりと染色していることも確認できる.
    4.検討事項

    P...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。