『通論考古学』を読んで

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    今回課題図書として指定された、浜田耕作著『通論考古学』(雄山閣、1996年6月)を読み、特に私が興味を持ったのが、型式学的研究方法に関する記述である(第4編 研究、第2章 特殊的研究法、142~156ページ)。考古学は、遺物の型式的変化と遺構の切り合い関係や前後関係による層位から出土遺物の通時的変化を追う個々の遺跡の編年を縦軸とし、横軸に同時代と推察される遺物の施文技法や製作技法、表面調整技法などの比較を通して構築される編年論を基盤として、遺物や遺構から明らかにできるひとつの社会像、文化像の提示を目指している。

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    『通論考古学』を読んで
    今回課題図書として指定された、浜田耕作著『通論考古学』(雄山閣、1996年6月)を読み、特に私が興味を持ったのが、型式学的研究方法に関する記述である(第4編 研究、第2章 特殊的研究法、142~156ページ)。考古学は、遺物の型式的変化と遺構の切り合い関係や前後関係による層位から出土遺物の通時的変化を追う個々の遺跡の編年を縦軸とし、横軸に同時代と推察される遺物の施文技法や製作技法、表面調整技法などの比較を通して構築される編年論を基盤として、遺物や遺構から明らかにできるひとつの社会像、文化像の提示を目指している。
    型式学的研究法の定義
     型式学的研究法について、江坂輝彌・芹沢長介・坂詰秀一編『日本考古学小辞典』(〈ニューサイエンス社、1983年9月〉103ページ)では、「層位学的研究とならんで考古学における最も基本的な研究方法の一つである。すべての考古資料のうち、同形式と認めうる資料を取り上げ、その中における相違点と類似点を摘出し、共通な要素を持ついくつかの形式に分類する。こうして得られた各型式の、時間的前後関係や空間的な広がりの差異をとらえることによって、各形式..

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