[日大通信]英語史レポート(分冊1)

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    資料紹介

    難関の英語史レポートのうちの分冊1です。

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    [日大通信] 英語史・分冊1

    英語とはどのような系統の言語か。インド・ヨーロッパ語族およびゲルマン語派と関連させて述べよ。
     英語の祖先語は紀元前4000年頃、今日の南ウクライナのステップ地帯に住んでいた民族の言語に遡る。紀元前3500年頃からヨーロッパからインドに至る広大な地域へと拡散し、独立言語を発達させた。この言語のことを、インド・ヨーロッパ祖語と呼んでいる。そしてインド・ヨーロッパ祖語から派生した言語の一つ、ゲルマン語は英語の直接の祖語といわれている。

     ゲルマン語は紀元後100年頃から確立され、東、北、南の3つにそれぞれの独立語を発達させていった。東ゲルマン語のゴート語は、西暦紀元の初めにVistulaの南部一帯を支配したゴート族によって使用された言語である。ゲルマン語最古の文献である翻訳聖書は、ゴート語で書かれており、今に残る貴重な資料となっている。また北ゲルマン語群は、スカンジナビア語によって構成されている。初期の現存物としては、3~4世紀に書かれたとみられるルーン文字の碑文がある。北ゲルマン語は、西北と東北それぞれに分かれ、前者はアイスランド語、後者はデンマーク語と...

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