東京福祉大学 ソーシャルワークⅠ レポート1

閲覧数3,433
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「ソーシャルワークの形成過程について述べよ」
     (1)ソーシャルワークの源流
     ソーシャルワークは主に慈善組織協会(COS)とセツルメントの2つによって始められたとしている。
    まず慈善組織協会について述べる。1860年代には、ロンドンでは相当数の慈善組織があり、それぞれが貧困層の救済の為に活動をしていた。しかし、相互に情報交換や協力体制が無い為、児童の危機的状況や犯罪者の増加などに対応出来なかった。そのような状況下、1869年に最初の慈善組織協会(COS)が1869年にロンドンで設立された。COSは自由主義、個人主義をモットーに、社会改良を目的として活動をしていた。その活動に「施しではなく友人を」というスローガンを掲げ「友愛訪問員」を任命したのである。この友愛訪問員は失業者、貧困者が多く在住していたロンドンのイーストエンド地域において、一軒一軒調査し、友愛訪問活動を展開した。訪問員は調査結果をカードに記載し、COSに登録した。そしてこの報告を受け、各慈善団体相互間での救済に関する連絡調整を行った。これらがCOSの具体的な活動である。COSはケースワークの実践に基づく理論と方法、技術を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。