特別支援学校教員と作業療法士の連携

閲覧数1,734
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 全体公開

    資料紹介

    資料の原本内容

    作業療法士と特別支援学校教員の 連携
      公務員としての教員、専門家としての教員
    展開
     1.特別支援教育でおこなわれる取組み
     2.連携とは
     3.公務員としての教員、専門家としての教員
     4.大事だと思われること
    1、特別支援教育でおこなわれる取組み
      
    キーワード:個に応じた教育、連携、連携する組織づくり
    ①「個別の教育支援計画」(多様なニーズに適切に対応す  る仕組み)
      PLAN(計画)-DO(実施)-SEE(評価)
    ②特別支援教育コーディネーター(教育的支援を行う人・   機関を連絡調整するキーパーソン )
    ③広域特別支援連携協議会等(質の高い教育支援を支え  るネットワーク)
    2、ところで、連携とは
    連携の3機能
    ①情報交換・連絡調整機能
        情報交換、合理的に営まれるよう調整する
    ②相互補完機能
        各主体が施設・設備、人材など自らに欠けるコトや        モノ、ヒトを他に求めて補おうとする
    ③協働機能
        複数主体が共通目的を設定して、その実現のために       協力して働く
                     
      佐藤晴雄(2002):学校を変える 地域が変わる,教育出版株式会社より抜粋
    3、公務員としての教員、専門家としての教員
    全般
    高度で総合的
    長期間
    成果主義
    臨機応変
    クライアント
    対等
    部分的
    一定範囲の技術
    短期間、組織内
    文書主義
    規則遵守
    組織
    ヒエラルキー構造
    職域
    職能
    教育
    職務形態
    行動規定
    忠誠先
    職階
    専門職主義
    官僚主義
    佐久間亜紀(2007):転換期の教師、放送大学教育振興会より抜粋
    官僚主義的な組織に、専門職主義が入ってきた!
    ありがちなこと
     
      
     
    ・私たちのやり方があるのだか ら、難しいことを言って、干渉 や批判をしないで!
    ・どうしたらいいか教えてくだ さい。
    ・全然子どもの評価ができてい ないじゃない。
    ・リハの時間だけでは不十分な ので、学校でもこんなことを 続けてやって欲しい。
    教員
       リハ
    4、大事だと思われること
    連携する相手の専門性を指摘することや、子どもへのかかわり方を指導することばかりではうまくいかないのでは。お互いに努力が必要
    【教員】
    ・専門家に丸投げをせず、何ができるか考える
    【リハ】
    ・まず、学校という環境に触れ、知ろう
    ・まず、子どもの問題に目を向けよう
    (学校で指導できるのは教員だけ!)
    ・方法論でなく、実態をふまえた指導づくりを
    最後に、リハの先生方にお願い
    学校って何なんだ?教員ってなんなんだ?などと思われることがあるかもしれません。  
    それでも
    「子どもの何が気になっているのか、どんな様子な のか、話を聞いてやってください。」
    「指導方法を聞きたがりますが、そこはこらえて教 員ができることを一緒に考えてやってください。」
             もう一度、ごらん下さい。
    以上です!ありがとうございました

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。