日大通信 経済原論 分冊1

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    資料紹介

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    ①消費者均衡点
     消費者がある所得制約下で、2財を購入するとき、その総効用が最大化する均衡購入量を、図1を用いて説明する。2つの財をそれぞれxとyとする。
     図1では、ある所得制約を予算制約線として示している。点Oと予算制約線のx軸及びy軸との交点をそれぞれ結んだ三角形⊿AOB(水色の領域)を予算空間という。
    予算制約線より右側(予算空間の外)は予算外であるため、予算外にあるx及びyの購入の組み合わせ、即ち無差別曲線I1は、消費行動の対象とならない。従って、総効用が最大化となるx及びyの購入の組み合わせは予算空間内の点に存在することとなる。
    まず、無差別曲線I4上にある点Sを検討する。この点では、予算に余裕が生じているため、総効用は最大とはならず、追加でxやyを購入して効用を高める必要がある。つまり、予算空間内で、予算制約線よりも内側にあるあらゆる点は、予算に余裕が生じるため、総効用が最大とはならない。
    次に、無差別曲線I3を検討する。この無差別曲線は予算制約線と点Q及び点Rで交っており、これらの購入の組み合わせは予算の全額を支出することとなる。しかしながら、これらの点における、効用は...

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