S0106教育社会学(第2設題)

閲覧数997
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評点

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べて下さい。』
     「ゆとり教育」が生きる力を育てるため1980年代以降実践されてきた。しかし、現実には教育病理は解消されず、いじめの陰湿化、巧妙化、不登校の増加、学級崩壊、さらには学力低下の問題が露呈された。

     学力低下の問題については、教科書の学習内容が削られる、学習時期を遅らせる、その他授業時間数を減少させる等したのであるから、学力が低下しないはずがないという世論もある。ただ、すべての児童、生徒の学力が低下しているわけではなく、教育段階の生徒に関しては国際的に見ても学力水準は決して低いものではない。

     今、学力低下が非常にセンセーショナルに論じられているが、大学生の学力低下は、大衆化の必然的な帰結で、要するにこれまで大学に入れなかった学生が、大学生になることによって、引き起こされていたともいえるのである。つまり、大学の大衆化を、高等教育の発展ととらえるか、大学の墜落ととらえるかは別として、全体的には教育水準が上昇することによって、新しい世代は前の世代以上の学力を身に付けている...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。