S0101教育原論(第1設題)

閲覧数1,051
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評点(設題の主旨に合致したよいレポートです)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。』
    ペスタロッチーの教育学の根底には、子どもには生まれながらに将来発展する可能性(真への認識、美の感情、善の力)を備えているという考えがある。それはペスタロッチーが「私はむしろ、人間本性の本質の中にあって、すでにそれ自体真理であり、この人間本性そのものの自主性の作用である教育の出発点を認めております。」と述べていることからもわかるが、もともともっている内的本性が子どもの内から発展するようにサポートするのが教育であると彼は考えた。この教育観は、子どもそれぞれの内的素質を重視するという点で「有機的」であり、自発的な成長を促している点で「発生的」である。この考え方は、子どもは生まれた時点においての本性はまだ白紙で動物的であるにすぎず、この動物的衝動を根絶することが教育であるという考えと全く反対である。また、ペスタロッチーは「探求」において、人類の進化が①自然的状態②社会的状態③道徳的状態の順序であると分類している。

    次にペスタロッチーの教育学の特徴である「直観の原理」について述べようと思う。彼は「直観と感情とは、子どもの内的な能力...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。