メディアイデオロギーと神話に関する考察

閲覧数1,497
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    メディアイデオロギーと神話に関する考察
    参考文献:『メディア・リテラシーの方法』pp.61-66
    Q1. 映画などのジャンルには、それぞれ「共通のイデオロギー志向」がある
    Q1-1.アクションドラマには「秩序→混沌→秩序」のパターンがある。例を挙げてストーリー展開について説明する
    「インセプション」
    大企業のトップであるサイト―が企業スパイのコブに仕事を依頼する。サイト―はライバル会社を破滅に追い込むために、その御曹司ロバートの潜在意識に潜り込み、自分たちに好都合な意識を植え付けてほしいと要求した。コブは仲間とともに入念な作戦を組み立て、実行したのだった。
    この作品は、資本主義社会に見られる企業のピラミッドを崩す動きが発端となっている。業界を独占するトップをいかに崩壊させるかという現代社会の秩序が見られるともいえるだろう。「混沌」にあたる部分は言うまでもなく「潜在意識への潜入」である。作品内では「階層」と呼ばれるものが存在するが、その階層が深まれば深まるほど、非現実性が高まり、「混沌」の度合いも色濃くなっている。
    最終的にコブを除いた登場人物は潜在意識から抜け出し、その中で受けた痛み現...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。