誤嚥性肺炎

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    看護誤嚥性肺炎

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    誤嚥性肺炎
    誤嚥性肺炎は、嚥下反射低下が生じた高齢者や、脳血管障害をもつ患者、逆流性食道炎を伴う患者が、食物や唾液などを吸引ないし誤嚥することによって生じる肺炎である。
    起炎菌の多くは口腔内に常在する嫌気性菌で、大半は好気性菌との複数菌感染である。
    症状
    症状は高熱、悪寒、咳などである。
    発症時のむせ、咳込みなどの確認と、胸部X線写真での下葉を中心とした陰影により、診断は難しくない。
    治療・予後
    致命率の高い肺炎だが、早期発見と速やかな治療により、回復可能である。
    抗菌薬は、嫌気性菌に対するカルバペネム系、リンコマイシン系、マクロライド系、テトラサイクリン系の抗生物質を選択し、併用、点滴静注として用いる。
    しかし、誤嚥を起こしやすい身体状況の改善がないかぎり、誤嚥は繰り返され予後は厳しいものとなる。
    咳嗽を誘発させて誤嚥を予防する方法として、カプサイシンを多く含む香辛料の摂取、降圧薬であるACE阻害薬の併用が試みられているが十分ではなく、食道の閉鎖と胃痩造設を行うこともある。
    看護(肺炎)
    1.必要な情報とアセスメントの視点
    わが国において肺炎は悪性新生物、心疾患、脳血管障害に次いで死...

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